2008年03月30日
新人エンジニアに読んでほしい8冊
弾さんのマネをして、
今年からソフトウェア・エンジニアの一員となる人たちに、
ぜひ読んでほしい本をまとめてみました。
ほんとうは、
もっとたくさんの本をお薦めしたいのですが、
きりがないので、
泣く泣く絞りました。
言語やコンピュータサイエンスに関する本については、
さまざまなところで言及されているので、
今回は、
・ソフトウェアエンジニアリング
・プロとしてのあり方
・心
に関する本を紹介します。
まず、1冊目。
SEの仕事を楽しくしよう―こんなSEはだめになる
わたしのエンジニアとしての人生を変えてくれた、
システムクリエイツの清水さんの本です。
ソフトウェアエンジニアとして、
これから生きていくうえでの、
姿勢を示してくれます。
新卒の人は、
いま読んでも理解できないことも多いかも知れません。
しかし、
早くにプロの姿勢に触れておくことは、
これから始まるエンジニア人生に、
大きな影響を与えることになります。
実践ソフトウェアエンジニアリング-ソフトウェアプロフェッショナルのための基本知識-
2冊目は、
ソフトウェアエンジニアのバイブルといってもいい一冊。
ソフトウェアエンジニアといっても、
日本の新卒エンジニアは、
ソフトウェアエンジニアリングについて、
ほとんど教育を受けていません。
おそらく、
コンピュータサイエンスと、
ソフトウェアエンジニアリングの違いを知らない人も、
多いことでしょう。
ということは、
ほとんどの人は、
これからエンジニアリングについて、
学び始めなくてはならないということです。
この本には、
ソフトウェアエンジニアリングには、
どんな分野があり、
何を学ぶ必要があるのかが、
ほぼ網羅されています。
しかも、
版を改め、
アップデートされています。
良質なエンジニアリングの本です。
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
わたしは部下や後輩によく言います。
ドラッカーを読めば人生が変わる
と。
これは大げさではありません。
ソフトウェアエンジニアは、
まさに、ドラッカーの言うところの、
「知識労働者」です。
エンジニアとして、
成長していけるかどうかは、
知識労働者としての、
スタイルを確立できるかどうかにかかっています。
知識労働者として、
ドラッカーを読むと読まないでは、
5年後、10年後の人生の価値が、
大きく変わってくるのです。
この本は、
「いかに成果をあげ、自己実現するか」
をテーマに、
ドラッカーのさまざまな著作から集められた、
アンソロジーです。
Part1から読むのが辛ければ、
Part3から読むといいと思います。
無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法
『プロフェッショナルの条件』が、
その知識労働者としての「あり方」を示すならば、
この本は、「やり方」、ノウハウを示す本です。
しかし、
一見、ノウハウ本に見えるこの本ですが、
「はじめに」を読めばわかるように、
その本質は思想書です。
みずからの経験知をいかにして、
形式知化し、使える形で伝えていくか。
この本を読んで、
その姿勢を学んでほしい。
「はじめに」を読むためだけでも、
買う価値はあります。
理科系の作文技術 (中公新書 (624))
理系の学部、院を卒業したにもかかわらず、
仕事の文章を書けない人は、
非常に多いです。
まともにメールすら書けない人が多い。
ソフトウェアエンジニアの仕事の大半は、
文章を書くことといっても、
過言ではありません。
少なくとも、
的確に相手に意図を伝える文章を、
速く書けるというのは、
かなりのアドバンテージとなります。
文章の書き方について書かれた本には、
数多くの名著がありますが、
まずはこの本を読んで実践すれば、
1年経てば、文章を書くことで困ることは少ないでしょう。
スーパーエンジニアへの道―技術リーダーシップの人間学
この世界では、
知らない人がいないというぐらいの有名人。
ワインバーグの本です。
副題が、
「技術リーダーシップの人間学」
とあるように、
エンジニアの世界におけるリーダーシップとは何か
について書かれています。
新人エンジニアの人にとっては、
まだまだ先のことだと思うかも知れません。
しかし、
リーダーになる日は、
突然やってきます。
その日からリーダーシップについて学んでも、
間に合わないばかりか、
それまでの日々、
先輩の行動を観察する視点を持っていないというだけで、
かなりもったいないことです。
リーダーシップの視点を手に入れるためにも、
ぜひ早くから触れてほしい一冊です。
コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる
これからさまざまなことを学ぶにあたって、
新人エンジニアの皆さんに心がけてほしいことは、
人のために学ぶ
ということです。
自分が得たものを、
いかに人に伝えていくかを考えながら学ぶ人が、
いちばん多くのことを学びます。
その意味で、
ひとの導き方を考えながら学ぶということは、
とても大切です。
この本は、
コーチングについて書かれた本ですが、
いかに自らをコーチするか
を問いながら読んでほしい。
自らをコーチできるならば、
いずれ後輩や部下をもったときに、
厚みのある指導ができるはずです。
仏教は心の科学
そして最後に紹介するのは、
「心」についての本です。
この業界は、
「心の風邪」にかかる人が、
非常に多い。
おそらく、
5%を超えているでしょう。
『仏教は心の科学』
この本は、
すでに日本に20年以上住み、
初期仏教を伝道してこられた、
スマナサーラ長老によって書かれた本です。
日本の大乗仏教とは違い、
あくまでも論理的に、
人の心について解明しています。
仕事をするということは、
「生きる」ということの、
一部に過ぎません。
「生きる」ことについて理解したならば、
仕事の質があがることは当然のことかもしれません。
以上、8冊の本をご紹介しました。
よりよく生きる、
より良い仕事をするということは、
いかに良質の本に触れるか
ということが、
大きく影響してきます。
そして良書とは、
どのような体裁をとっていたとしても、
その本質は思想書である
ことが非常に多い。
これらの本を起点に、
多くの本に触れていってください
今年からソフトウェア・エンジニアの一員となる人たちに、
ぜひ読んでほしい本をまとめてみました。
ほんとうは、
もっとたくさんの本をお薦めしたいのですが、
きりがないので、
泣く泣く絞りました。
言語やコンピュータサイエンスに関する本については、
さまざまなところで言及されているので、
今回は、
・ソフトウェアエンジニアリング
・プロとしてのあり方
・心
に関する本を紹介します。
まず、1冊目。
SEの仕事を楽しくしよう―こんなSEはだめになるわたしのエンジニアとしての人生を変えてくれた、
システムクリエイツの清水さんの本です。
ソフトウェアエンジニアとして、
これから生きていくうえでの、
姿勢を示してくれます。
新卒の人は、
いま読んでも理解できないことも多いかも知れません。
しかし、
早くにプロの姿勢に触れておくことは、
これから始まるエンジニア人生に、
大きな影響を与えることになります。
実践ソフトウェアエンジニアリング-ソフトウェアプロフェッショナルのための基本知識-2冊目は、
ソフトウェアエンジニアのバイブルといってもいい一冊。
ソフトウェアエンジニアといっても、
日本の新卒エンジニアは、
ソフトウェアエンジニアリングについて、
ほとんど教育を受けていません。
おそらく、
コンピュータサイエンスと、
ソフトウェアエンジニアリングの違いを知らない人も、
多いことでしょう。
ということは、
ほとんどの人は、
これからエンジニアリングについて、
学び始めなくてはならないということです。
この本には、
ソフトウェアエンジニアリングには、
どんな分野があり、
何を学ぶ必要があるのかが、
ほぼ網羅されています。
しかも、
版を改め、
アップデートされています。
良質なエンジニアリングの本です。
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))わたしは部下や後輩によく言います。
ドラッカーを読めば人生が変わる
と。
これは大げさではありません。
ソフトウェアエンジニアは、
まさに、ドラッカーの言うところの、
「知識労働者」です。
エンジニアとして、
成長していけるかどうかは、
知識労働者としての、
スタイルを確立できるかどうかにかかっています。
知識労働者として、
ドラッカーを読むと読まないでは、
5年後、10年後の人生の価値が、
大きく変わってくるのです。
この本は、
「いかに成果をあげ、自己実現するか」
をテーマに、
ドラッカーのさまざまな著作から集められた、
アンソロジーです。
Part1から読むのが辛ければ、
Part3から読むといいと思います。
無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法『プロフェッショナルの条件』が、
その知識労働者としての「あり方」を示すならば、
この本は、「やり方」、ノウハウを示す本です。
しかし、
一見、ノウハウ本に見えるこの本ですが、
「はじめに」を読めばわかるように、
その本質は思想書です。
みずからの経験知をいかにして、
形式知化し、使える形で伝えていくか。
この本を読んで、
その姿勢を学んでほしい。
「はじめに」を読むためだけでも、
買う価値はあります。
理科系の作文技術 (中公新書 (624))理系の学部、院を卒業したにもかかわらず、
仕事の文章を書けない人は、
非常に多いです。
まともにメールすら書けない人が多い。
ソフトウェアエンジニアの仕事の大半は、
文章を書くことといっても、
過言ではありません。
少なくとも、
的確に相手に意図を伝える文章を、
速く書けるというのは、
かなりのアドバンテージとなります。
文章の書き方について書かれた本には、
数多くの名著がありますが、
まずはこの本を読んで実践すれば、
1年経てば、文章を書くことで困ることは少ないでしょう。
スーパーエンジニアへの道―技術リーダーシップの人間学この世界では、
知らない人がいないというぐらいの有名人。
ワインバーグの本です。
副題が、
「技術リーダーシップの人間学」
とあるように、
エンジニアの世界におけるリーダーシップとは何か
について書かれています。
新人エンジニアの人にとっては、
まだまだ先のことだと思うかも知れません。
しかし、
リーダーになる日は、
突然やってきます。
その日からリーダーシップについて学んでも、
間に合わないばかりか、
それまでの日々、
先輩の行動を観察する視点を持っていないというだけで、
かなりもったいないことです。
リーダーシップの視点を手に入れるためにも、
ぜひ早くから触れてほしい一冊です。
コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくるこれからさまざまなことを学ぶにあたって、
新人エンジニアの皆さんに心がけてほしいことは、
人のために学ぶ
ということです。
自分が得たものを、
いかに人に伝えていくかを考えながら学ぶ人が、
いちばん多くのことを学びます。
その意味で、
ひとの導き方を考えながら学ぶということは、
とても大切です。
この本は、
コーチングについて書かれた本ですが、
いかに自らをコーチするか
を問いながら読んでほしい。
自らをコーチできるならば、
いずれ後輩や部下をもったときに、
厚みのある指導ができるはずです。
仏教は心の科学そして最後に紹介するのは、
「心」についての本です。
この業界は、
「心の風邪」にかかる人が、
非常に多い。
おそらく、
5%を超えているでしょう。
『仏教は心の科学』
この本は、
すでに日本に20年以上住み、
初期仏教を伝道してこられた、
スマナサーラ長老によって書かれた本です。
日本の大乗仏教とは違い、
あくまでも論理的に、
人の心について解明しています。
仕事をするということは、
「生きる」ということの、
一部に過ぎません。
「生きる」ことについて理解したならば、
仕事の質があがることは当然のことかもしれません。
以上、8冊の本をご紹介しました。
よりよく生きる、
より良い仕事をするということは、
いかに良質の本に触れるか
ということが、
大きく影響してきます。
そして良書とは、
どのような体裁をとっていたとしても、
その本質は思想書である
ことが非常に多い。
これらの本を起点に、
多くの本に触れていってください

